今回はバス釣り初心者の方に向けた、道具の揃え方や釣り場の選び方、おススメの釣り方を紹介してゆきます。
- バス釣りってどうやって始めればいいの?
- 始めるにはどんな道具が必要?予算はいくら必要?
- バス釣りに行くとしたらどんな場所がいいのかな?
この記事では、上記のような疑問をもつ方に向けてバス釣りの始め方を徹底解説してゆきます。
これからバス釣りを始める方は必見の内容です!
初めての方には、扱いやすい「スピニングタックル」がおススメです。ルアーなどを含めて約2万円の予算で揃えることができます。湖やダムで「レンタルボート」を利用した方法が釣りやすく、おススメの楽しみです。
バス釣りは手軽に始められる反面、慣れるまでは難しい釣りだと思います。僕もバス釣りを始めた頃は全然釣ることが出来ずに、これまで何度も悔しい思いをしてきました。あまりに釣れずに一度は辞めてしまったこともあります。
ですがバスを釣り上げた時の感動は、誰でも一度は味わって欲しい!と思うほどに素晴らしいものです。バス釣りに興味を持った方にぜひ最初の一匹を手にして欲しい。バス釣りを楽しんで欲しいし、好きになって欲しい。そんな気持ちで記事を書いてゆきます。
バス釣りについて
バス釣り(バスフィッシング)とは、「ブラックバス」や「スモールマウスバス」という種類の魚をターゲットにした釣りです。バスが生息している環境が条件とはなりますが、身近な河川からダム・湖など、様々な場所で釣ることができます。
バス釣りは「ルアー」や「ワーム」と呼ばれる疑似餌を使うのが特徴的なゲームフィッシングとして、若者からファミリーまで幅広い層に人気があります。道具も釣りの中では比較的安くそろえる事ができ、初めての方にもおススメの釣りジャンルとなっています。
ちなみに筆者も『バス釣り』から釣りをスタートしました!
バス釣りの道具のそろえ方
バス釣りを始めるうえで最初に大切なのが、道具の揃え方です。まず初めに、バス釣りに必要な道具をかんたんに解説、おススメの道具や購入予算も紹介してゆきます。
ロッドとリールの組み合わせて「タックル」を作ろう
バス釣りをするために最初に選びたいのが”ロッド”や”リール”、そして”ライン”などのタックルを構成する道具です。
”ロッド”とはいわゆる竿のこと。”リール”は釣り糸を巻き取る道具のこと。そして”ライン”は釣り糸を指します。また釣り用語では、ロッド・リール・ラインなどを含めた道具全体のことを『タックル』とも呼びます。
またタックルには大別して「スピニングタックル」と「ベイトタックル」の2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
スピニングタックル | ・スピニング専用のロッド・リールを組み合わせて使う ・仕組みが簡単なので、初心者にも扱いやすい ・比較的「軽いルアー」を投げることに向いている ・高い精度でルアーを投げるにはテクニックが求められる |
ベイトタックル | ・ベイト専用のロッド・リールを組み合わせて使う ・仕組みが複雑なので、使いこなすには練習が必要 ・比較的「重いルアー」を投げることに向いている ・慣れると高い精度でルアーを投げる事ができる |
初心者には「スピニングタックル」がおススメです
冒頭でも少しだけふれましたが、バス釣り初心者は「スピニングタックル」から揃えるのがおススメです。スピニングタックルをおススメする理由としてはつぎの通り。
- 比較的安くそろえることが出来るから
- リールの仕組みが簡単で、扱いやすいから
- トラブルが少なく、釣りがしやすいから
ロッドやリールを扱うには知識やテクニックが必要ですが、スピニングタックルは仕組みがかんたんなので、少し練習すれば初心者でもかんたんにルアーを飛ばす事ができる様になります。
スピニング・ベイトタックルはどちらも魅力的な道具であり、その楽しみ方や性能も一長一短です。どちらが一番!ということはありませんので、予算に余裕があるなら一本ずつ揃えて、使い比べてみるのが良いと思います。
とはいえ、始めの一振りを手にするなら、あくまで扱いやすくトラブルの少ない『スピニングタックル』を選択するのがおススメです。
1本目はスピニング、2本目はベイト。
といった買い方も良いと思いますよ!
初心者におススメのタックル紹介
以上のことをふまえつつ、初心者におススメなタックルを紹介してゆきます。
スピニングタックル
スピニングタックルには次のような構成をおススメさせて頂きます。
構成 | 製品名 |
---|---|
ロッド | SHIMANO バスワン(263L-2) ※適合ルアーウェイト:2~7g |
リール | SHIMANO セドナ(2500S) |
ライン | シーガー・フロロマイスター(6lb) |
ロッド・リールには大手釣具メーカー『SHIMANO(シマノ)』のエントリーモデルを使用。2g~7gの範囲で、比較的軽いルアーを投げるのに向いた構成です。
ロッドは持ち運びのしやすさ、自宅での収納といった面から、初めは分割可能な2ピースモデルを選択するのがおススメです。また、リールは糸巻き量に余裕のある2500番を選択しておくと、対応できる釣りが増えるので、あわせて初心者向きと言えます。
ぼくも最初はこのタックル構成からバス釣りを始めました!
ベイトタックル
ベイトタックルには次のような構成をおススメさせて頂きます。
タックル | 製品名 |
---|---|
ロッド | DAIWA バス X(662MB) |
リール | タトゥーラ SV TW |
ライン | シーガー・フロロマイスター(12lb) |
ロッド・リールには大手釣具メーカー『DAIWA(ダイワ)』のエントリーモデルを使用。5g~20gの範囲で、比較的重いルアーを投げるのに向いたタックル構成となっています。
ベイトリールには『タトゥーラ SV TW』がおススメです。理由としては、タトゥーラ SV TWにはバックラッシュが起きにくい『SVスプール』というダイワ独自の機構が搭載されているからです。
ルアーを選ぼう!!厳選したおススメ3つを紹介する
ロッドやリール、ラインなどのタックルをそろえたら、今度は『ルアー』を選んでゆきましょう。
ルアーってめちゃくちゃカッコイイですよね。
バス釣りに使う『ルアー』には、非常にたくさんの種類・アイテムがあります。始めるにあたっては、どの様なものを選択すれば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。そこで今回は、先にも紹介した『スピニングタックル』のセッティングを前提にしつつ、組み合わせに適しているルアーやワームを幾つか紹介してゆきます。
おススメ①:ジャッカル「ソウルシャッド」
まず初めにおススメしたいのが、ジャッカルの『ソウルシャッド』です。
日本のバスフィッシングシーンにおいて燦然と輝く実積を誇るシャッドルアー”ソウルシャッド”。低水温期やハイプレッシャー下など釣りづらい状況であるほどその威力を発揮します。高速リトリーブでバランスを崩さない抜群の安定感を誇り、前傾の安定した姿勢でボトムを擦りながら反射的なリアクションバイトを誘発。
引用:JACKALL – SOUL SHAD
ソウルシャッドはシャッドプラグと呼ばれる種類のルアーで、ただ「投げて巻くだけ」でも使えるため、初心者におススメです。軽いタックルでも投げられるラインナップがありますし、何より”バス釣りしている感”を味わえるのがポイント。
僕も何度もお世話になった神ルアー。
1つ持っておいて損はありませんよ!
おススメ②:ケイテック「スイングインパクト」
ハードルアーで釣れない時に切りかえてみて欲しいのが、ケイテックの『スイングインパクト』です。
キビキビと、そして大きくスイングするテールアクション。ボトムでのズル引きやカーブフォールによるスイミングで効果絶大です。水を良く掴み、水流負けしないテールデザインがミソ。ジグヘッドはもとより、テキサス、キャロライナ、ダウンショットリグ、そしてネコリグやジグトレーラー等、あらゆる使い方で効果を発揮します。あまりシェイク等の小技を入れずに、スローにシンプルに使うことをお勧めいたします。
引用:ケイテック – スイングインパクト
『ジグヘッド』や『ダウンショットリグ』にセットして使ってみましょう。こちらも投げて巻くだけで釣れます。ゆっくり巻くことを意識して使うと釣りやすいと思います。
スイングインパクト大好き!本当に良く釣れます!
おススメ③:ゲーリーヤマモト「ヤマセンコー」
3つ目に紹介するのがゲーリーヤマモトの『ヤマセンコー』というワームです。
2″~7″のヤマセンコーは大きさが違うだけでほぼ同じデザインです。バスのサイズや水の透明度、フィッシングプレッシャーやバスのコンディション、ベイトのサイズなどで使い分けていくとよいでしょう。ヤマセンコーはノーシンカーを最も得意としますが、テキサスリグで使用すると、ヤマセンコーでなければ入っていかないカバーが多く存在します。
引用:ゲーリーヤマモト – ヤマセンコー
ヤマセンコーをおススメする理由は「とにかくよく釣れるから」「放置するだけで釣れるから」です。
少しだけ水が流れている場所やバスがたまりそうな場所を見つけたら、落として数十秒ほど待ってみましょう。だめなら少し巻き上げてまた落とす。基本的にはスローテンポな釣りになりますが、この動作を繰り返すことで効率的にバスにアピールできます。
友人にこれで釣ってもらい、そして友人は釣りにハマった。
どこに行けばバスが釣れる?釣り場の選び方について解説する
道具を揃えてたらいよいよ釣りに行きましょう!ここからは、バス釣りをする「釣り場」の選び方について、詳しく解説してゆきます。
おススメはダムや湖!!「レンタルボート」で楽しく釣りをしよう
おススメはずばり、ダム・湖での「レンタルボート」を使った釣り方です。
なぜ湖やダムがおススメなのかというと、その理由はシンプルで、湖・ダムが魚が沢山いる場所だからです。バスの個体数が多ければ、その分釣りやすい場所という事になります。
この上で「レンタルボート」を使った釣り方が合わせておススメです。なぜならボートの方が釣り場所を制限されずに、水上を自由に移動することで魚のいる場所・いそうな場所にリーチできるからです。
ボートに乗って自然に身を置くだけでも、楽しい一日がすごせます!
レンタルボートには大きく手漕ぎボート・ハンドコン・フットコンという種類がありますが、いずれも湖・ダム周辺のレンタルボート屋さんで借りることが可能です。
陸からバスを釣る方法もあります【陸っぱり】
バス釣りをする場所・方法には『陸っぱり(おかっぱり)』もあります。
呼んで字のごとく、岸際から釣りをするスタイルですが、先述の『レンタルボート』と比べると、その難易度は高くなります。理由としてはつぎのとおり。
- バスが生息している場所を探さなくてはならない
- その釣り場のルール・マナーを詳しく調べないといけない
場所によっては遊漁料が必要になる事があります。河川・湖沼によってはバス釣り禁止な所も多く、釣り場でのローカルルールなども含めた事前の情報収集が必要になります。
僕はおかっぱりで最初のバスをゲットしました!
この記事のまとめ
今回は、バス釣り初心者の方に向けた、道具の揃え方やおススメの釣り方、釣り場の選び方について紹介をしてゆきました。バス釣りに次のような疑問を持っている方にとって、少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
- バス釣りってどうやって始めればいいの?
- 始めるにはどんな道具が必要?予算はいくら必要?
- バス釣りに行くとしたらどんな場所がいいのかな?
今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!