こんにちは、こばやしです。今回はバス釣り初心者の方に向けて、筆者おススメのワーム「ヤマセンコー」を紹介していきます。
僕はバス釣りを始めた頃は全然釣ることが出来ず、何度も悔しい思いをしていました。今回紹介する「ヤマセンコー」はそんな僕を救ってくれたと同時に50UPのバスも釣らせてくれたヒーロー的な存在です。
かつての僕と同じように戦っている人にぜひ最初の一匹を手にして欲しい。そんな思いで今回の記事を書いていきます。
そもそもヤマセンコーって何?
世界基準ゲーリーリブをまとった太目の棒状で一見単純な構造だが、フォールでは頭と テールの太さの違いから、前後異なった波動を出してクネクネと艶めかしく落ちていきます。圧倒的な飛距離と生命感で世界中のバスを魅了しています。
http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/yamasenko
今回紹介する「ヤマセンコー」とは、アメリカ発のルアーメーカー「ゲーリーヤマモト」から発売されているワーム製品のひとつです。写真の通りシンプルで直線的なデザインとなっており、一般的には”スティックベイト”と呼ばれるジャンルに属したワームとなっています。
はじめてヤマセンコーを見た方の中には「えっ嘘でしょ?本当にこれで釣れるの!?」と思われる方も多いですがこれが本当に釣れるのです。そんな今回の「ヤマセンコー」について引き続き詳しく紹介します。
ゲーリーヤマモトについて
ヤマセンコーを販売している「ゲーリーヤマモト」は初心者からバスプロまで数多くの愛好者が存在する人気のルアーメーカーです。また釣具屋には必ずと言っていいほどゲーリーの製品が並んでいることからご存知の方も多いです。
ハードルアーやアパレルなどの数多くのアイテムも出していますが、なかでもワーム製品が”良く釣れる”ワームとして支持されています。
僕もヤマセンコーをはじめとする、ゲーリーのワーム全般が大好きです!!
ヤマセンコーの特徴について
今回紹介するヤマセンコーは次のような特徴を持っています。
▼ヤマセンコーの特徴
- フォールさせるだけでバスに喰わせることができる
- ノーシンカーをはじめ、あらゆるリグに対応させることが出来る
- 高比重で重さがある。サイズが小さくても飛距離を伸ばしやすい。
一番の特徴は何といっても左右にゆらゆらと揺れながら落ちるフォール中のアクションです。シンプルな形状ながらに醸し出すアクションがバスにとっては魅力的に映るようで、フォール中に多くのバイトを生み出してくれます。
また着底後にも意図的にしゃくる・リフト&フォールといったアクションを加えれば、同じ動きを何度でも再現できます。
水の流れ・ゆらぎから起こる自発的なアクションにも同様の効果があるので「放置するだけで釣れるワーム」という風にも評価されています。
上記の効果を得るためにも基本的にはノーシンカーで使われることが多いです。もちろんダウンショットリグやキャロライナリグといった他のリグにも対応できます。
このためにも「ヤマセンコー」は、スピニングからベイトなどのタックル(道具)を選ばずに利用ができる、非常に汎用性の高いワームとなっています。
後半ではヤマセンコーの特徴を活かしたおすすめの釣り方も紹介してゆきます!!
ヤマセンコーのラインナップ
ヤマセンコーには現在、つぎのラインナップが出ています。
- 2インチ YAMASENKO(ヤマセンコー)
- 3インチ YAMASENKO(ヤマセンコー)
- 3インチ FAT YAMASENKO(ファットヤマセンコー)
- 4インチ YAMASENKO(ヤマセンコー)
- 5インチ YAMASENKO(ヤマセンコー)
- 5インチ SLIM YAMASENKO (スリムヤマセンコー)
- 5インチ PRO-SENKO (プロセンコー)
- 6インチ YAMASENKO (ヤマセンコー)
- 7インチ YAMASENKO (ヤマセンコー)
どうやって使えばいい?ヤマセンコーの使い方を紹介します。
ヤマセンコーのことは分かったけど、実際にどう使えばいいの?思う方もまだまだ多いはず。そこで引き続き、ヤマセンコーのおススメの使い方を紹介してゆきます。
基本はノーシンカー・オフセット刺しで使おう
まっ先に紹介したいのが「ノーシンカー・オフセット刺し」の使い方。おそらくヤマセンコーを使った釣りで、もっとも多用されている方法です。ノーシンカーとはおもりを使わない仕掛けのこと。オフセット刺しとは「オフセットフック」という種類の釣り針を使って仕掛けを作る事です。
この釣り方で釣れる主なパターンとしては「フォール中(ワームが水底に落ちている間)」「底についてから数秒の間」の2通り。
このためにもキャスト後にワームを底につけてから数秒待ち、反応が無ければゆっくりリフト&フォールする、といったアクションが効果的です。こうすれば冒頭でも紹介したヤマセンコーの特性を引き出しつつ、効率よくバスにアプローチができます。
サイトで狙え!2インチヤマセンコーをスクールに投げこもう
バス釣り初心者にお伝えしたいのが2インチのヤマセンコーを使った釣り方。方法はかんたんで2インチのヤマセンコーをオフセット刺しでバスが居る所に投げるだけ。
シーズン中の夏場に多く見られるバスのスクール(群れ)を見つけたらまっさきに2インチヤマセンコーを投げてみましょう。狙う場所としてはスクールから少し(1~2mほど)距離をおいた場所です。
着水後に反応があれば高確率でバスが追いフォール中に食べてくれると思います。その場所のコンディション次第で魚が散ってしまう可能性もありますが、この場合は少し間をおき、少し距離を空けて投げなおしてみましょう。
バス釣りの楽しさを味わうためにも、まずは一匹釣りましょう!
ダウンショットリグで効率的にボトムを攻めよう
先にもあげた「ノーシンカー」での釣り方が難しい状況もあると思います。
▼ノーシンカーの釣りが難しい状況
- 風が強くて狙った場所に飛ばない
- おかっぱりなど、より遠くに飛ばしたい
上記の状況になった場合はシンカー(重り)を使ったセッティングが効果的です。シンカーを使えば飛距離が出せる様になり、風の影響も受けにくくるなるため、結果として上記の問題を回避できます。
ノーシンカーはどうしてもスローな釣りになりがち。いち早くボトムを狙いたいんじゃい!という方にもおススメです。
カバー奥にも流し込める?スキッピングの練習もしやすい
ボートを使ったバス釣りでは目先のカバー奥にワームを流し込みたいというシチュエーションに遭遇する事も少なくありません。この様な場合でもヤマセンコーはシンプルな形状なためにスキッピングもしやすく、比較的簡単にワームを流し込むことが出来ます。
またバックラッシュをしないという理由からスキッピングの練習をスピニングリールで行う方も多いと思いますが、スキッピングの練習目的でもヤマセンコーはおすすめです。
スキッピングの練習にもおすすめ!釣果含めた、いろいろな面でお世話になっています…!
50UPも出た!サイズアップも夢ではありません。
以上に初心者におススメのワームとして紹介してきたヤマセンコー。初心者向きということは、大型のバスを釣る事は難しいのでは?と思う方も居るかもしれませんが、もちろんそんな事はありません。
大型のブラックバスを狙う事も出来ますよ
僕が初めて50UPのバスを釣った時に使っていたワームが「ヤマセンコー 3インチ(ファットタイプ)」でした。
3インチのヤマセンコーで釣れる魚のアベレージは決して高いとは言えませんが、とはいえ、上記のような大型のブラックバスが釣れることもあります。ヤマセンコーは使用するサイズに限らずポテンシャルのあるワームだと思います。
この記事のまとめ
今回はブラックバス初心者におすすめのワームとしてゲーリーヤマモトの「ヤマセンコー」を紹介していきました。
▼ヤマセンコーの特徴
- フォールさせるだけでバスに喰わせることができる
- ノーシンカーをはじめ、あらゆるリグに対応させることが出来る
- 高比重で重さがある。サイズが小さくても飛距離を伸ばしやすい。
ヤマセンコーはシチュエーションに対応しやすく、自発的なフォールアクションからバスを喰わせやすい非常にポテンシャルの高いワームです。また、タックルを選ばず使用できるため、初心者にもおススメできるワームとなっています。
最初の一匹を手にするために、もしくは釣れない時のお助けワームとして。バス釣り初心者の方には、ぜひタックルボックスやポーチに忍ばせてほしいワームです。いずれもバス釣り初心者の方、これからバス釣りを始める方に参考にして頂きたい情報です。
今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!