スケボーの選び方は?スケートボード購入時のポイント5つを解説

この記事では、スケボー購入時に気をつけるべき5つのポイントを解説します。また記事の後半では、おススメのスケートショップも紹介していきます。

▼この記事はこんな人向き

  • これからスケボーを始める
  • 子供にスケボーを遊ばせてあげたい
  • スケボーの買い方について詳しく知りたい

また、今回解説するスケボー購入時のポイントについてあらかじめお伝えさせて頂くと、つぎのようになります。

▼スケボー購入時のポイント5つ

  • 「ストリート型」のスケボーを選択する
  • 「コンプリートデッキ」を選択する
  • スケボーの購入予算は2万円前後で検討する
  • 安価なスケートボード(トイデッキ)は買わない
  • スケボーは「スケートショップ」で購入しよう
この記事を書いた人
こばやし

スケボー歴20年以上のおじさん。多くの方にスケートボードを手にとり、その魅力を感じて欲しいと思っています。

目次

スケボー購入時のポイント5つを解説する

スケボー購入時の5つのポイント

それではさっそくスケボー購入時のポイント5つについて解説していきます。

ポイント①:「ストリート型」のスケボーを選択する

ストリート型のスケートボード

これからスケートボードを始めるなら「ストリート型のスケートボードを選択するのがおすすめです。ストリート型スケートボードとは大きく次の特徴を持つものです。

▼ストリート型の特徴

  • もっともオーソドックスな種類のスケートボード
  • ジャンプしたり板を回転させるトリックに向いている
  • サイズ感もちょうどよく持ち運びにも適している

多くの人がスケートボードを思い浮かべた時にイメージするのが上記のストリート型です。2021年に開催された東京オリンピックでは堀米悠斗が金メダルを獲得したことで大きな注目を集めましたが、この際の参加選手が使用していたものも同じくストリート型です。

そんなストリート型のスケートボードを初心者におすすめする理由としては次の通り。

▼初心者におススメする理由

  • もっとも普及しており道具が揃えやすいから
  • カスタマイズしやすく自分の体格に合わせて調整しやすいから
  • ストリート型の利用者が多いので教えてもらいやすいから

シンプルに道具としての『揃えやすさ』『扱いやすさ』、そして利用者の多さを背景とした『習いやすさ』がおすすめする理由になります。

一方でスケートボードには「ロングボード」や「クルーザー」といった別のタイプもあります。

種類説明
ストリートもっともオーソドックスな種類のスケートボード。前後の反り返りを利用した、トリック(技)を出すことに向いています。初心者から上級者まで、多くのスケートボーダーが利用しています。
ロングボード全体的なサイズが大きく、ソフトウィールが装着されたスケートボード。安定感に優れており初心者にも扱いやすい反面、値段が高くなります。多くはサーフィンやスノーボードのオフトレとして利用されています。
クルーザー全体的にサイズが小さく、ソフトウィールが装着されたスケートボード。街乗りに適していますが、スピードが出やすくコントロールも難しいため、初心者の扱いには注意が必要です。
スケートボードの種類

スケートボードは自由な遊びですし、どのような道具を選択しても間違いはではありません。しかし基本的なテクニックが学びやすく、スケートスタイルの可能性を広げやすいといった意味は、まずはベーシックなストリート型での入門がおすすめできます。

ポイント②:「コンプリートデッキ」を選択する

初心者がゼロからスケートボードを購入するなら『コンプリートデッキ』を選択するのがおすすめです。

コンプリートデッキとはスケートボードに必要な4つのパーツがあらかじめ組まれた完成品のことです。各パーツの説明としてはそれぞれ次のようになります。

パーツ説明
①デッキスケートボードの「板」の部分のこと。 前後のそり返りを使うことで、スケボー全体をコントロールすることが出来ます。
②ウィールスケートボードにおける「タイヤ」の役割をはたす部品です。サイズや硬さなど、様々な違いがあります。
③ベアリングスケートボードにおける「ホイール」の役割をはたす部品です。ABEC(エイベック)という規格があり、3・5・7の順に、数字が高くなるほどスピードが出ます。
④トラック「デッキ」と「ウィール」をつなぐ部品。根本の部分に入っているゴムのおかげで、体重をかけて左右にカーブすることができる様になっています。
スケートボード4つのパーツ

初心者にコンプリートデッキをおすすめする理由には以下が挙げられます。

▼コンプリートデッキをおススメする理由

  • 初心者向けに適切なセッティングが施されているから
  • 個別にパーツを揃えるよりもお得に購入できるから
  • すぐにスケボーで遊べるようになるから

一方でスケートボードは、必要なパーツを個別に購入して自分で組み上げる形でも用意できます。

しかし各パーツにはサイズ・硬さといった規格の違いがあり、これらを適切に組み合わせるには知識が必要です。またパーツの組み上げには多少のコツも要りますので、あくまでも初心者にはおすすめできない方法です。

パーツの組み合わせが不適切だと、例えばバランスを欠いた乗りにくいスケートボードになってしまいます。場合によっては買いなおしが必要になることもあるので、個別での購入にはご注意ください。

この上でもあらかじめバランスが考慮され、初心者でも安心して使える『コンプリートデッキ』がおススメとなります。

こばやし

適切なセッティングのスケートボードを手にすれば、すぐに遊ぶ事もできますよ!

ポイント③:スケボーの購入予算は2万円前後で検討する

スケートボードの購入予算は2万円前後

ここまで「ストリート型」の「コンプリートデッキ」をおすすめさせて頂きましたが、このうえでの購入予算としてはおよそ2万円前後を考えておきましょう。

パーツ購入予算
デッキ5,000円~10,000円
ウィール3,500円~
ベアリング2,500円~
トラック6,000円~
スケートボード:各パーツの購入予算

上記パーツがあらかじめ組み合わさったスケートボードが「コンプリートデッキ」として、およそ2万円前後で販売されています。

個別にパーツ購入するよりも割安に価格設定されている事が多いことから、初心者がゼロからそろえる場合の、お得なスケートボードの購入方法としてもおススメです。

また、コンプリートデッキを構成する各パーツには、スケートメーカー製の「ブランド品」や、加工前の「ブランク品(ノンブランド)」といった違いがあり、これらパーツの組み合わせによってデザインや価格も変動してゆくことになります。

とはいえスケートショップで販売されているコンプリートデッキであれば耐久度や使いやさなどは、大きく外すことはないと考えていただければOKです。

ポイント④:安価なスケートボード(トイデッキ)は買わない

トイボードのイメージ

おもちゃ屋や量販店、もしくはショッピングサイトでは、例えば1万円以下の安価で販売されているスケートボードを多く見かけることも出来ます。

しかし、いずれも『トイデッキ』と呼ばれるものに分類される、実際の滑走(スケーティング)には適さない商品となっています。

トイデッキは安く購入できる反面、強度的にもろい・曲がりづらい・進みづらいといった多くのデメリットもあります。トイデッキでも滑れない訳ではありませんが、決して快適とは言いがたく、また上達にさしつかえる要素も多くあります。

このためにも基本的にはおススメできないアイテムとなります。よって新しく始める際には、あくまでも購入を避けるのが推奨となります。

これまでに紹介した「コンプリートデッキ」とは似て非なるものですので、購入時にはご注意ください。

スケートボードの購入にあたって『トイデッキは避けたい』『見分け方が分からない』といった方には、続けて解説するスケートショップについてもご確認ください。

ポイント⑤:スケボーは「スケートショップ」で購入する

スケートショップのイメージ

ここまでポイントをいくつか紹介してきましたが、最後にスケートボードは『スケートショップ』で購入する様にしましょう。

スケートショップとはスケートボードの本体をはじめ、シューズやアパレルなども含めた商品を総合的に扱っている専門店のことです。

スケートショップなら品ぞろえが豊富なので『コンプリートデッキ』はもちろんのこと、利用すればスケートボードに必要なアイテムを全て確実に入手することができます。

スケートショップの多くには実店舗もありますが、もちろんネットショップも利用可能です。スケートショップなら先ほどにも登場した『トイデッキ』は基本的には扱われていませんので、初めての方でも安心して買い物できますよ。

このほかスケートショップは利用するべき多くのメリットがあります。

▼スケートショップを利用するメリット

  • 知識豊富なスタッフによって運営されている
  • 適切にアドバイスを貰いながらスケートボードを購入できる
  • 練習場所や練習方法、スクールなどの案内もしてもらえる
  • 同じ初心者にも出会える&スケボー仲間ができる

上記のようにスケートショップは単純な購入場所だけでなく、スケボーを楽しむ多くのきっかけが得られる場所としておすすめできます。

専門店なので何となく上級者だけが通うイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際はその逆で、初心者にこそ積極的に活用してほしい場所です。

スケートボードは「何を買うか」よりも「どこで買うか」が重要なポイントだと言えます。しっかりとした道具をそろえて、スケートボードを楽しむためにも『スケートショップ』を積極的に活用していきましょう。

こばやし

初心者はスケートショップに行けば間違いない!!

スケボーを買おう!!おすすめのスケートショップを紹介する

ここからは、初心者がスケボーを購入するうえでもおススメできる「スケートショップ」について紹介してゆきます。

いずれも豊富な知識を持ったスタッフによって運営されており、かつベテランスケーターも利用する人が多い人気のスケートショップです。安心してチェックしてみてくださいね。

カリフォルニアストリート

カリフォルニアストリート

スケートボード初心者にいち早くお知らせしたいのが「カリフォルニアストリート」の存在です。1988年創業に創業し、現在は東京都の代官山に拠点をかまえているスケートショップのなかでも老舗的な存在です。

ACT SB Store

ACT SB Store

ACT SB Store(アクトエスビーストア)は神奈川県の相模原市に拠点を構えるスケートボードショップです。東京オリンピックにも出場した白井空良さんも登場する、YouTube「ACT SB CHANNEL」も注目できます。

スケートボードショップ砂辺

スケートボードショップ砂辺

スケートボードショップ砂辺(スナベ)は沖縄県那覇市のスケートショップです。ネットショップにはコンプリートデッキをはじめ各種商品が充実しています。4900円以上で送料無料になるので県外の方でも利用しやすいですよ。

この記事のまとめ

この記事ではスケートボード初心者に向けてスケートボード購入時5つのポイントを詳しく解説してゆきました。

▼スケボー購入時のポイント5つ

  • 「ストリート型」のスケボーを選択する
  • 「コンプリートデッキ」を選択する
  • スケボーの購入予算は2万円前後で検討する
  • 安価なスケートボード(トイデッキ)は避けよう
  • スケボーは「スケートショップ」で購入しよう

いずれもスケートボード購入時の参考にして頂きたい情報です。今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こばやしのおじさんです。
Web制作/ブログ運営をしているフリーランス。
趣味はスケボー、釣り、プログラミングなど。

目次