スケボー3つのマナーをやさしく解説する【初心者必見】

スケートボードには楽しく・トラブルなく遊ぶためにも大切な、いくつかのマナーが存在します。今回はそんなスケートボードで知っておくべき最低限の3つマナーを解説していきます。

▼この記事はこんな方向け

  • スケートボード初心者
  • スケートボードのマナーについて詳しく知りたい
  • 子供にスケートボードを遊ばせようと思っている

とくにこれから子供にスケートボードで遊ばせてあげたいと思うお父さん・お母さんには確実に知っておいて欲しい情報です。

この記事を書いた人
こばやし

スケボー歴20年以上のおじさん。多くの方にスケートボードを手にとり、その魅力を感じて欲しいと思っています。

目次

スケートボードのマナー3つを紹介する

それではスケートボードのマナーについて順番にお伝えさせていただきます。

マナー①:スケーター同士であいさつしよう!!

スケートパークや公園に行ったらあいさつ”しましょう。

いきなり当たり前のことを~。なんて思うかもですが、そんなあたり前のことがスケボーには大切ですし、何よりスケボーを100倍楽しく遊ぶためのポイントです。

スケートボードが出来るほとんどの場所では、集まってきたスケーターが限られた空間を共有しながら、お互いに近い距離感で滑走します。スケートボードができる場所としては例えば以下のようなところ。

▼スケボーができる場所

  • 公共のスケートパーク
  • 室内スケートパーク・スケートランプ
  • 公園の一角など、スケボーが出来る場所

このためにも上記のような場所ではお互い初対面だけど一緒にスケボーをする、なんて状況が日常的に起こるわけです。スケートボードが出来る場所は、とりわけ閉鎖的でちょっと特殊な空間でもあります。

そんな空間だからこそ「あいさつ」をマナーとして心得つつ実践することが大切です。初対面でもあいさつしたら気持ちもほぐれて楽しくスケボーできますよ。

あいさつは実際にスケーター間でも当たり前の様に行われている行為ですし、限られた空間をお互い大切にするという意味でも重視されています。反対にあいさつがないまま滑っていたら、実際ちょっと気まずいですからね…。

とはいえ『いきなり声かけるのはずかしいな ~ 。』なんて方も大勢いると思います。そこは無理しないで、自分ができる範囲から実践すればぜんぜんOKです。

あくまでも隣あったりすれ違ったタイミングなどで、自然な感じですれば大丈夫ですよ。スケーターも気さくに返してくれると思います。

同じ空間を共有するスケーター間での『あいさつ』を大切に。それがきっかけで超楽しい一日が過ごせたり、スケボー仲間ができることもありますよ!

マナー②:他のスケーターの”ライン”はさえぎらない

ここからは少し具体的な話を。スケートボードの重要なマナーのひとつに『他のスケーターのラインをさえぎらないこと』があります。

スラインとは「乗る~トリックを出す~止まる」という一連の動作におけるスケートボードの進路のことです。

ラインには例えば、次のようなものがあります。

例)スケートボードのライン

  • カーブボックスの前後の進路
  • フラット面でトリックを出す前後の進路
  • スケートランプやボウルの中

初めの内は良く分からないとも思いますが、まずはスケートパークに行ったら周りのスケーターの動きを注意深く観察してみましょう。

カーブやフラットの周辺には一定の規則に従ってスケーターが往復する進路が見つかると思います。それが『ライン』です。

このラインを極力横切らない様にするのが、スケートボードにおける1つのマナーです。実際に滑走する際には、ラインの始まり・終わりのどちらかのポイントから合流させてもらう様にしましょう。

ところで『何でラインを守る必要があるの?』と思う方もいると思いますが、その理由としては以下の通りです。

ラインを守る必要性
  • ぶつかると危ないし、怪我の原因になるから
  • 他のスケーターの滑走の邪魔になるから

つまりは単純に危ないですし、他の人にとっては邪魔になってしまうからです。すごいスピードで滑走するスケーターの間に割って入ったらイメージしやすいと思います。

つまりラインに割って入る行為とはその場のスケーターにとって良いことが一つも無いことなのです。お互いに注意しあって、避けることが大切です。

みんなで楽しく滑るためにも、スケーター同士がお互いのラインを尊重し合うことが大切です。このうえでも『他のスケーターのラインをさえぎらないこと』が暗黙のマナーとなります。

マナー③:ラインを使う順番を守ろう

さきほど登場したラインとは、基本的には複数人のスケーターで使うことが多いものです。よって『スケーター同士で順番を守って滑る』ことも合わせてのマナーです。

スケボーする時に守るべき順番
  • カーブボックスを使う順番
  • ランプに入る順番
  • フラットで滑る順番

スケートボードはアグレッシブな遊びなので、時には熱くなったり気持ちがはやることも多々あります。

しかしスケートパークや公園はその場にいるみんなで共有する場所です。自分以外の他のスケーターを尊重するという意味でも、あくまでも順番を守って滑ることが大切なのです。

この上で、お互いに盛り上げてゆけば楽しい時間を過ごせますし、はげまし合って挑戦すれば、結果として良いスケーティングが出来ますよ。

このほかスケボーに大切なこと

今回スケートボードで守るべき3つのマナーをお伝えしてゆきましたが、このほか補足事項として、スケボーで大切な考え方を、引き続きお伝えしてゆきます。

大切なことはお互いをリスペクト(尊重)すること

今回お伝えした「あいさつ・ライン・順番」をマナーとして紹介させて頂きました。

しかし、いずれも成立させているのはスケーター同士がお互いのスケーティングを尊重しあうリスペクトの精神であることに他なりません。

スケートボードは一人で行うものですし、それぞれのスタイルや考え方もまた人それぞれです。

このために同じ場所でマナーを守ってスケーティングをしていても、時にはスケーター同士で噛み合わない・上手くゆかないことも沢山あります。そんな時こそ他のスケーティングを尊重する心を大切にして、お互いに認めてゆく姿勢が大切です。

リスペクトの精神があれば、細かい事は気にせずとも、自然と自分と周りにとっての良いスケートが出来るようになると思います。

長く続けている人ほど「リスペクト」を重んじる方も多い、スケートボードの上達や成長に欠かせない大切なキーワードだと言えます。楽しく継続するためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。

みんなで楽しくスケボーするためのお願い

現在スケートボードの流行によって初心者の方もたくさん増えている状況です。

とても素晴らしいことですが、ライン・順番について理解しないまま滑走する方が多い今の状況は不意の衝突による事故や怪我にもつながる危険な状況だと言えます。

この状況を少しでも良くするには、単純に知ってもらうことです。自分のスケートのため、周りのスケートのためにも、出来るかぎりマナー周知のご協力をお願いします。

みんなで楽しくスケボーするために
  • 先輩スケーターがやさしく教えてあげる
  • 初心者どうしでマナーを共有しあう
  • お父さん・お母さんが子供に教えてあげる

とくにこれから子供にスケートボードを遊ばせてあげたいと思っているお父さん・お母さんには確実に知っておいて欲しいことです。子供に怪我なく・楽しくスケートボードにふれて貰うためにもぜひご理解ください。

また子供がスケボーをするなら『一緒にスケボーを始める(=自分も体験する)』『スケートスクールを利用する(=正しく学ばせる)』ことも合わせて推奨です。

この記事のまとめ

今回は、スケートボードを楽しく・トラブル無く遊ぶうえでも大切な、スケボー3つのマナーについてお伝えさせて頂きました。

▼この記事のまとめ

  1. 公園やスケートパークに行ったらあいさつしよう
  2. 他のスケーターの”ライン”をさえぎらない様に注意しよう
  3. ラインを使う順番を守って滑ろう

このほかマナー実践においては、お互いのスケーティングを尊重しあう「リスペクト精神」が大切なキーワードであることもお伝えさせて頂きました。

こばやし

今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

こばやしのおじさんです。
Web制作/ブログ運営をしているフリーランス。
趣味はスケボー、釣り、プログラミングなど。

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